1.食事記録が止まった場面を振り返る

続かなかった理由を性格や根気のせいにしても、入力の手間は変わりません。最後に記録できなかった食事を思い出すと、時間がかかったのか、入力するタイミングを逃したのか、空白を埋める量が増えたのかが見えてきます。

食事のまわりに食品の本、計量器、写真、メモ、スマートフォンが広がった様子

1.1入力に時間がかかっていた

食べたものを一品ずつ調べ、量、写真、栄養素、メモまで残そうとすると、一回の入力は長くなります。自炊や外食では正確な量が分からず、調べている途中で画面を閉じる日もあるでしょう。

あとで確かめたいのが食品名と入力したカロリーなら、使わない情報まで毎回そろえる必要はありません。記録を見返したときに使っていない項目があれば、次から外せないか考えます。

1.2記録するタイミングを逃していた

食後に入力するつもりでも、片付けや移動が始まると忘れます。夜に一日分をまとめる方法も、朝食や間食を思い出す作業が増えるため、生活の流れに合わないことがあります。

昼食なら席を立つ前、夕食なら食器を下げる前など、アプリを開く場面を普段の動作へつなげておくと忘れにくくなります。同じ時間帯で何度も逃すなら、入力する回数や対象の食事を変えたほうがよさそうです。

1.3空白をあとから埋めようとしていた

一日抜けると、昨日の分を入れてからでないと今日を始められないような気がします。空白が二日、三日と増えるほど、食べたものを思い出す作業も大きくなります。

思い出せない日は記録を作らないと決めておけば、過去の空白が今日の入力を止めません。再開するときは、過去の空白を埋める作業と、いま食べたものを残す作業を分けて考えます。

2.一回の入力を軽くする

負担になっていた場面が分かったら、入力する項目と回数を調整します。残す情報は、あとで何を確かめたいかによって変わります。使わない情報まで集めていると、入力時間だけが増えてしまいます。

2.1食品名とカロリーを入力する

みんなのカロリー帳で食事を追加するときに入力するのは、食品名とカロリーです。写真やメモを保存する欄はなく、記録日時はアプリが決めるため、時刻を手で入力する操作もありません。

食品名とカロリーを入力した、みんなのカロリー帳の記録追加画面

食品名は、あとで自分が食事を判別できる名前で構いません。材料をすべて分けずに、確認したい単位へ合わせて「鶏むねプレート」や「昼の定食」と記録できます。

2.2記録する食事の範囲を決める

朝から夜まで入力するのが難しければ、平日の昼食など、振り返りたい食事に範囲を決める方法があります。休日まで同じやり方にすると負担が増えるなら、生活の流れが似ている曜日に限ってもよいでしょう。

画面に表示される記録合計は、その日に入力した食事記録の合計です。朝食や間食を記録していない日は、表示された数字を実際に食べた一日分の摂取量として扱いません。

2.3同じ食品は直近の記録から入れる

よく食べる食品を毎回最初から入力すると、同じ作業が増えます。みんなのカロリー帳では、自分が最近入力した食品を最大10件まで表示し、選んだ食品名とカロリーを入力欄へコピーできます。

前回と量や商品が違うときは、コピーした後で食品名やカロリーを直してから保存します。記録日時は、表示している日付と元の記録時刻をもとにアプリが決めます。その組み合わせが未来になる場合は、元の時刻を使いません。

3.空白ができた日の戻り方

記録のない日があると、最初からやり直したくなるかもしれません。ただ、その日に記録がなかったことと、0 kcalだったことは別です。過去の欄を整えるために数字を作るより、次の食事を事実に沿って残します。

二日分を空白のまま残し、今日の食事から記録を再開した週間ノート

3.1記録がない日は未記録として扱う

みんなのカロリー帳では、食事記録がない日を未記録として扱い、0 kcalの記録は保存できません。食品を入力した日と、何も記録していない日は別の状態です。

7日移動平均は、7日間のうち記録がある日の記録合計から計算します。未記録の日を0 kcalとして平均へ加える仕様ではありません。

3.2思い出せない食事を推測しない

昨日の夕食をはっきり思い出せないなら、料理名やカロリーを推測して入力しません。あとから作った目安が混じると、実際に確認して入力した数字との区別が画面上でつかなくなります。

農林水産省の食事バランスガイドは、食事のバランスを一食や一日だけで決めつけず、3〜4日または一週間ほどの期間で見る考え方を示しています。これは記録の空白を扱う規則ではありませんが、一日分の欠けだけで食生活全体を判断しないための参考になります。

3.3次に食べたものから記録する

再開を翌朝や月曜日まで待つ必要はありません。午後に思い出したなら、その後に食べた間食や夕食から記録できます。

再開後も入力に時間がかかるなら、食品名を細かく書きすぎていないか、直近入力を使える食事がなかったかを見直します。次の一週間で同じ場面が負担になったら、記録する食事の範囲も調整します。

4.誰かと共有するときに決めておくこと

誰かに見てもらうことが、アプリを開くきっかけになる人もいます。一方で、未記録の日に毎回連絡が来たり、食べたものへ意見を言われたりすると、記録そのものを避けたくなることがあります。見せる情報と連絡する条件は、共有を始める前に二人で話しておきます。

食事記録を見る頻度を、卓上カレンダーを使って相談する二人

4.1フォローして記録サマリーを見る

みんなのカロリー帳で相手をフォローすると、あなたには相手の表示名、プロフィール画像、目標カロリー、記録日、日ごとの記録合計、件数、7日移動平均、総記録日数が表示されます。フォローは片方向なので、相手にも自分の記録を見せたい場合は、相手からのフォローも必要です。

相手プロフィールの日詳細には食品名と食事ごとのカロリーも表示され、過去の記録も対象です。ホームでは最新1件からの経過時間を表示します。それ以外の個別の記録時刻は共有しません。相手ごとに共有範囲を変えるモードはありません。

4.2記録がない日に連絡するかを決める

未記録の日は、食べなかった日とは限りません。入力を忘れた日や、記録する時間を取れなかった日もあります。

二、三日空いたら連絡するのか、週末に一週間分を見るのかを決めておくと、毎日の催促を避けられます。みんなのカロリー帳には記録へコメントする機能がないため、食事について話す場合はアプリの外でやり取りします。

参考資料1件